逃がした魚はデカかった…
こんばんは♪
今回は「何てことをしてしまったんだ…」と、悔やんでも悔やみきれないお話です。
ビリケン商会 ゴロー
ビリケン商会のゴローはソフビ製ですが、その瓜二つのゴローはずっしりと重く、一回りくらい大きい。塗装はほとんど黒一色という印象で、顔や手足もビリケンの完成品のような肌色というよりは淡いグレーに近かった。毛並みのモールド(当時はモールドなどという言葉も知りません)も半端なく、どこを持っても鋭い凹凸のために手が痛くなるほどでした。「一体何だろう、こいつ??」と、正体が分からないまま半年くらいケースに入れて展示していましたが、大きくて邪魔だし、特に好きな怪獣でもなく塗装も面白味がないという理由でヤフオクで売却してしまいました。
それから7~8年が経ち、ガレージキットに対する知識も次第に増えていくうちに、「あれはもしかしたら、ビリケンゴローのキャスト版、つまり原型だったのでは?」と思うようになりました。おまんたワールドのM1号やラゴンがビリケン商会のソフビ製キットになったように、あれもおまんたワールドのキャスト製ゴローだったのではないか…と。だとしたら、相当価値のあるキットを手放してしまったことになると、内心忸怩たるものがあったのです。
これの正体は?
詳しい方にはすでにお分かりのように、実のところはホリゾントの橋本智さん原型のゴローだったのです。後年、それを知った時の気持ちと来たら…。「俺は何て馬鹿だったんだろう」と自分で自分の頭をぶん殴りたくなりました。ビリケン商会のゴローには、申し訳ないですけどほとんど愛着はない。だけど、”あのゴロー”が今手元にあったら間違いなく貴重なコレクションのひとつだったのに…。いくら悔やんでももう二度と手に入ることはないでしょう。
このお話の結論。無知ほど怖いモノはない(^_^;)
気を取り直しまして…
アス工房から発売された超絶毛並みのウーです。それまで30㎝サイズのウーといえばパイロットエースのそれしか知りませんでしたから、このキットが発売された時には驚きました。ガレキファンなら誰もが思うでしょうけど、この毛の流れをレジンでどのように造型したのかと…。
僕みたいなズブの素人でもそう思うんですから、実際にガレキ製作に携わったことのある方はその数十倍もの驚きをもってこのキットを迎えたのでは…??
もちろん、素晴らしいのは毛の流れだけではありません。
手足の皺も本物の着ぐるみ以上(?)に再現。
大きさも35㎝とビッグスケール。アス工房浅川さんのアレイドシリーズは30㎝の人が着ぐるみに入ったという前提で作られているそうですので、大きいのも当然か^^
アレイドシリーズのキットは我が家にはラゴン、バルタン星人2代目、ゼットン、ヒドラ、ケロニアと出番待ち状態ですが、早いとこ完成させてアレイド専用の展示スペースを設けたいと考えているんですよ♪ 今にして思えばテレスドン、べムラー、ザラガス、ガボラも欲しかったな~^^; 次回作のあの四足怪獣は必ず買いますからね^^
ああ、雪ん子…(;_;)
※橋本智さんのお名前の表記を間違えておりました。誠に申し訳ありません^^;