パットマンⅩの 遊星より愛をこめて

桑田のユニフォーム姿、良いね!

唯一の不思議な経験

こんばんは♪ 

今日は、今までも何度か書こうと思っていたのに書けなかった、また誰にも話さなかった、そんな体験を書こうと思います。ちなみに、私は現在は幽霊も超能力もUFOも全く信じていません。”現在は”と書いたのは、中学から高校の時期にかけては、ほとんどそれら「オカルト」と呼ばれる現象を100%信じていたからです。

 

中学2年の春頃だったと記憶しています。その日は体調が優れず、学校には行かずに部屋で横になっていました。退屈しのぎに好きな本を2冊、手元に置いていました。1冊は「四次元世界の神秘」、もう1冊は「超心理学入門」という本でした。いかにも中2坊が読みそうな本ですよね(笑)

 

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それらの本に書いてあったことをうろ覚えの記憶の中でざっと要約すると、この我々が送っている今の生活はより高次元な世界の影であり、その高次元の本体が動けば、影である三次元の世界に容易に作用を及ぼすことができる。分かりやすく表現すると、高次元の存在とは四次元人、五次元人である。我々三次元の人間は四次元五次元などのより高次の世界を認識できないが、逆に高次元人から三次元の世界を認識することは容易い。

 

ここでいう四次元人、五次元人とは、おそらくは霊のことなんでしょう。そして五次元人(霊)は四次元人(霊)よりも高級な霊である…。次元が上がるほど神や仏に近付くのかもしれません。

 

そして、さらにその本は言います。我々の顕在意識は海に浮かぶ氷山の一角のようなものであり、実際にはその数倍の潜在意識が海中に根を下ろしており、それは他の人間全てと繋がっている。さらに、潜在意識はひと塊となって広大な宇宙とも通じている。

 

我々の本体は実はもっと次元の高いところにあり、あたかも映画館で映画を鑑賞するように自分自身が監督兼演者になり、自作自演の映画を演じているのにすぎないのだというのです。だから、映画は思い通りになる。ただし、”思い通り”という言葉に惑わされてはいけません。世間の人の中には、頭では「お金が欲しい」「良い家に住みたい」「良い車に乗りたい」と考えてはいても、その実、本心では「俺はこんな良い暮らしをしてはいけないんだ」「俺は幸せになってはいけない…」または、「俺はこんなに物に不自由しない生活を送れるわけがない」などと思っている人が一定数いるということなんです。すると、そのネガティブな思考がその通りに現実化し、お金やモノに苦労する人生を歩むことになってしまう。

 

ざっとこんな内容だったかと。当時の私は花の中2病真っ盛りでしたから(笑)、これらの内容にいたく感動し、まるで自分の潜在意識が宇宙そのものと通じているかのような、それまで感じたことのない非常に厳かな精神状態になっていました。言い方を変えると、何でもできてしまいそうな精神の状態…。具体的には、目の前にある本を瞬間移動させることも可能に思えるくらいの。

 

すると、ふと今日行われるはずのクラスの席替えが頭に浮かびました(急に話が下世話になります:笑)。試しに自分がどの席になるか当ててみようか? などという子供染みた考えを抑え切れなくなったんです。また、絶対当たるという確信に近いものもありました。

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目を閉じて気持ちを集中し、自分の力ではなく宇宙からの信号を待ちます。すると、目の前に教壇が見えてきました。先生が立つあれです。そして、その前には並んだ机が二つ。「ああ、これは自分が座っている席から見える風景なんだな」と、すぐに悟ることができました。そして、すぐ右側には廊下と教室との境にある窓が見えます。これらから導き出された答えは「廊下側の前から2番目の席」。

 

ところが、その映像が消えると、今度は教室を上から見た景色に変わり、6列に並んだ真ん中2列の後ろの席が意識の中でクローズアップされていきました。

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どこの席という具体的なイメージはありません。ただ、真ん中の2列の後ろの方が漠然と、しかし強くイメージされているんです。「これはどういうことだろう?」と釈然としない思いでしたが、とにかく最初の廊下側の席のイメージがあまりに鮮烈だったものですから、明日教室に行き、座席を確認するのが楽しみで仕方がありませんでした。

 

翌日、学校に行ってみると、正に新しい席は廊下側の前から2番目。嬉しかったですねえ(^^) 数人の親しい友達にはそのことを話したと思いますが、反応は薄かったことをご報告しておきます(笑) この話には後日譚があり…。

 

それから同じクラスで2~3回席替えが行われましたが、私の席は3回とも真ん中2列の後ろの方でした。これで2番目に見えた映像の謎が解けました。数か月先の事実まで見えてしまったということなんでしょうね。

 

当時の教室は45席だったので、まぐれでも1/45で当たる確率があります。ただ、適当に選んだのではなく、実際に席に座っている場所からの風景を画像として確認した上での的中が、単なる偶然とはどうしても思えないんです。現在では幽霊もUFOも超能力も合理的に説明のできない事象は全て否定している私ですが、この経験があるがために、世の中には人知が及ばない事柄がきっとあるに違いないと、心のどこかで信じています。

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そもそも、こんな広大な宇宙が存在すること自体が不思議であり、またその宇宙が秩序(法則)によって支配されていることも不思議です。きっと何者かが宇宙を創ったんでしょうね~(それを人間は神と呼ぶのでしょうけど、私は人間が崇め奉る人格を持った神は決して信用しません:笑)。

 

こんな逸話があります。ある高名な天文学者の部屋に太陽系をかたどった模型がありました。お馴染みの惑星たちが太陽の周りをまわっているあれです。すると、そこを訪れた友人が「立派な模型だな。誰が造ったんだ?」と尋ねます。天文学者は普通の顔をして「誰も造ってないよ。放っておいたら自然にできたんだ」と答えました。友人は笑って「馬鹿を言うなよ。作ったやつもいないのに自然にできるわけがないじゃないか」と言いました。

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太陽系の模型は決して自然にできることはないと思っている。しかし、スケールが比較にならない程大きい実際の太陽系は自然にできたと考えていることの矛盾を的確に突いた逸話だと思います。