パットマンⅩの 遊星より愛をこめて

桑田のユニフォーム姿、良いね!

鳴り物入りの応援は好きですか?

イメージ 1

今はどの球場に行ってもトランペットや太鼓を使った応援が普通ですよね。
応援団の方々の熱心さには、心底敬意を表します。
あの”応援の一体感”を追求した様式美は、長い間に定着した日本の文化と言っても良いでしょう。

でも、僕は嫌いなんですよね~www
あのトランペットや太鼓の音で連想するのは、大変失礼ではありますが、ドサ回り。
綺麗な球場が増えたこの時代、あの音さえなければ、確実に世界有数のプロリーグらしい上質な野球を堪能できるのにと、とても残念に思います。

もちろん、応援団を球場に入れるなとは言いません。
鳴り物だけを止めてくれれば良いんです。
声だけの応援ならば、僕の不快指数は決して上がることはないでしょう。
応援のスマートさ、という観点からも、トランペットと太鼓は要りませんよね。

イメージ 2

テレビでプロ野球中継を観ないのは、ひとえにあの音を聞きたくないからです。
多分あの方々は、試合を演出しているつもりなのでしょう。
一昔前は敵方の攻撃が終わると、”パッパラパッパ、パッパ~。パラッパパッパ、パッパ~~~!”という、非常に間抜けな音が鳴り響いたものでした。
そして敵のピッチャーがKOされると、”蛍の光”のメロディーがwww
これらも演出の一環ですよね。見事に”ドサ回り感”を演出しています。楽器の上手い下手は関係ありません。悪気はないところが、さらに始末が悪い。
(結構酷いこと言ってますね。まあ、個人のブログですから ̄∇ ̄)

イメージ 3

その点、メジャーリーグはストレスフリーで観られます。何でもない場面では静かに、チャンスでは盛り上がる、ごく当たり前の光景が存在します。

それに日本では、静かに野球観戦を楽しみたいファンは外野席には座れなくなってしまいました。フェアゾーン内の打球が飛んで来る外野席こそ、野球の醍醐味を満喫できる最高の場所だというのに。

イメージ 4

日本人の応援て、自分が楽しむためのものですよね。ストレス発散の手段なんです。非日常の広い空間であれだけ大きな声を出せば、そりゃあ日頃のうっ憤も晴れることでしょう。踊ってる人は猶更です。

学生の時は、母校の応援のために球場に繰り出して大声を張り上げました。何とかして勝ってほしいと念じましたよ。でもね・・・。それとジャイアンツに対する思いとは根本的に違うんです。ジャイアンツのゲームは、恐くて観てられません。観るとしても祈るような気持ちで観てますから、応援を楽しむスタンスとは全く別の次元にあります。応援を楽しんでいる人たちを見ると、学生時代の自分と重なるんですよ。「ああ、気楽に応援してるんだな~。ファッション応援だな~」ってwww
ジャイアンツが負けると寝込みます(。 ・ω・))

オークランド・アスレチックスの本拠地、オー・ドットコー・コロシアムでは、アスレチックスの攻撃中に控え目ながら太鼓と鉦の音が響きます。

イメージ 5

そうすると、途端に”ドサ回り臭”が漂い始めるんですよ。メジャーの素晴らしいスタジアムでもこれなんですから、日本の球場では推して知るべしです。

この状況、僕が生きてる間は変わらないんだろうな・・・。
いえ、半永久的に、か?