思うことと地底怪獣 - パットマンⅩの遊星より愛をこめて

こんばんは♪

詳しい中身については差し控えますが、2012年にヤフブロではないブログを一時やっておりました。そのブログは現在ではもう何年も更新していないんですけど、未だに時々コメントが入るんです。最初のコメントは記事をアップしてすぐですから、2012年、80歳過ぎの男性からでした。僕の考えに理解を示しながらも、やはり親の立場から子を諫めるような、そんな内容のコメントでした。僕はそれに対して丁寧なリコメをさせてもらいました。2番目のコメントは恐らく20代と思われる女性から。それにもコメントを返しました。

それ以降、リコメをするのを止めてしまったんですが（こちらのブログの方が楽しかったし）、ポツポツとコメントがほぼ毎年定期的に入るんです。今年はすでに18件のコメントをいただきました。去年までのと合わせると全部で38件になります。そのほとんどが僕への賛同や共感のコメントです。中には僕の境遇を羨ましいと言ってくれる人もいました。1件だけ茶化したようなのもありましたが…。

その記事は楽しくも何ともなく、むしろ読んだ人をネガティブな精神状態に導いて行ってしまうような内容です。それが、もう5年も経過していて管理者からのリコメもないのに、未だに共感のコメントをくれる人がいる…。記事の内容が内容だけに、世の中には同じような理不尽な苦しさを味わっていて、そこから抜け出せない人が少なからずいるんだなと、深く考えさせられています。家族との関係というのはテレビのホームドラマのようなほのぼのとしたものばかりではなく、それとは正反対の環境に耐えながら、いずれある人間がいなくなることだけに望みを託して生きている人もいる。もちろん、割合からすれば後者のような人は圧倒的に少ないんでしょう。ただ、管理者からのリコメがないことを知りつつも、本心を吐露したとしか思えないコメントを読ませてもらう度に、「頑張れよ」と心の中で励まさずにはいられなくなります。

今日も1件、賛同のコメントをいただきました。「私と同じように思ってる人がいて良かった、ちょっと吐き出せてすっきりしました。ありがとうございます！」と、最後にお礼の言葉が添えてありました。このようなコメントを読む時、仲間を見付けたという嬉しさと同時に、その人の心情を慮り、暗澹たる気持ちになるんです。

ウルトラマン第8話『怪獣無法地帯』に登場したマグラー。