マーミットのメトロン星人とCCPのAタイプ

長いこと、我が家には30センチサイズのメトロン星人がいなかったんです。

怪獣無法地帯のキットは座ってるポーズが好きになれなかったし、橋本智さんのは発売されること自体を知らなかったし。メトロン星人はご多分に漏れず大好きですけど、フィギュアとして見ると実はあんまり好きじゃない。あの派手派手の色がね・・・。だから、あまり関心もなかったのかも。

暇に任せて「まんだらけ」の通販コーナーを覗いていると、マーミットのメトロン星人が目に留まりました。「ああ、マーミットから出てたんだァ」と、何と無知な自分！

浅川洋さんの原型なのかなとちょっと調べてみましたが、はっきりとは分かりません。でも良い佇まいなんですよね～♪

両肩からオヘソにかけての大きなV字ラインにモフモフした素材が使われているのもポイント高いですが、特に気に入ったのが足です。上の写真では分かりずらいかもしれませんけど、両足とも微妙に内側にカーブしています。膝のすぐ下のふくらはぎがポコッと、これまた微妙に筋肉質さを醸し出し、それが足首にかけてスッと伸びている。そう、サリーちゃんの足みたいに（笑）　足全体も、着ぐるみ感を出すためか、またまた微妙な凹凸がそこかしこに施され、総体としてのバランスが取れていてとても気持ちが良い。

もちろん、こんなことは「まんだらけ」の商品ページだけじゃ知る由もありません。他の画像をいろいろ検索してみたんです。それで気に入って、購入。よく在庫が残っていてくれました。手に取ってみた実物は思った通りの素晴らしさ。どなたの造型なんでしょう？？　読んでくださっている方、もしご存知でしたら教えてください＾＾

もうひとつは、CCP 究極のウルトラマンAタイプ　初期登場Ver.

これは他所様のブログで目にして、ムムッ！？と思って購入。発光ギミックがない比較的安価なウルトラマンです。CCPのウルトラ関係の製品購入には慎重になっている昨今。現在まで随分買って来ましたけど、期待外れだったことが少なからずある。まあ、ガレージキットと比べるのが間違いなんですけどね。このAタイプも騙される（？）前提で買ってみました。すると、どうでしょう！　特に貶すところがないどころか文句の付けようのない仕上がり具合♪

シワシワのマスク、平板な胸、猫背、頼りなげな足など、Aタイプの特徴を見事に捉えています。目をクリアパーツに交換してリペしたら、ガレージキットに少しも遜色ないAタイプが出現するでしょう。スーツのシワの表現にも不満はありません。

やや小さいかなとも感じましたけど、ビリケン商会のエレキングと対峙させたらそこそこのサイズだったので許容範囲内です。

Aタイプらしい顔です。自立、安定性にも問題なし。もっとも時間が経つとどうなるか、ソフビの宿命でもありますけどね。

メトロン星人とAタイプ、良い買い物が出来ましたヽ(*'∀`*)ﾉ　あとは、リペに出すだけです。メトロン星人は口らしき、劇中でピロピロ点滅していた部分をクリア素材にしたら一段と見栄えがしそう♪　ふたつとも現状でも十分にイケてますけど、まだまだゴールまでは遠いのだ。