ギガンティックと突然変異怪獣
こんばんは♪
のんびり屋(というか、いつ発売されるのかも知らなかった^^;)僕は完全に出遅れてしまい、普段は利用しないショップをいくつも当たり、ようやく予約できました…。ショップによっては定価よりも1諭吉近く安く買えるところもあるので残念ではあったんですが、定価での購入は何とか免れました。差し替えヘッドが付属し、塗装も一般流通版とは異なる少年リック限定版は今日の13時からの発売。高見の見物とばかりにその時間にHPにアクセスしようとしたら「ページが表示できません」と、アクセス不能。きっと注文が集中したんでしょうね~。買えた方はラッキーでしたね^^ ちなみに、僕は差し替えヘッドも要らないし普通の塗装の方が好みなので一般流通版で十分です♪ A○azonではすでに2諭吉も高くなってるし、この過熱ぶりは凄い!
さて、全高47㎝、全長83㎝のシン・ゴジラ、どこに置こうかな~?
美術 成田亨・造型 高山良策コンビ初のウルトラ怪獣です。このお二人を敬愛してやまない僕には感慨深いものがありますね^^ 資料によると井上泰幸の初稿に成田亨が手を加えた修正稿では、翼全体が鳥のような羽毛で覆われていたとか。
「怪獣と美術-成田亨の造形芸術とその後の怪獣美術-」より
ペギラは南極に生息し、大国同士の核実験による放射能の影響でペンギンが突然変異した結果生まれたとされています。でもペンギンには似ても似つかない(笑) 南極の苔からとれる物質ペギミンHを嫌う性質だということが判明し、それを積んだロケット砲で攻撃し撃退します。
↑の写真は攻撃のタイミングを計る基地に迫るペギラ。このシーンでは、なるべくペギラを引き付けて砲撃する必要があるにも関わらず、迫るペギラの恐怖に耐えきれずに思わず発射スイッチを押そうとする黒メガネの人の良さそうな隊員を、万城目がこれでもかというくらい思いっ切りぶん殴ります。そして無事にペギラが黒煙と共に飛び去ると、その黒メガネのおっちゃんも、まるで直前に殴られたことなど忘れたかのように皆と一緒に大喜び♪ 自分の失態を恥じ入るよりもミッションが成功したことを素直に喜ぶ純朴な人だったんですな~^^
通称「高山目」といわれる眠そうな瞼。後のウルトラ怪獣にも数多く採用されました。でもこれ、実はモーターの力が弱くて瞼をちゃんと持ち上げられなかったというのが本当のところなのだとか。怪我の功名というべきですかね^^
ペギラが初めて画面に現れる場面はとても印象的です。暗い南極の山の奥から浮かび上がるかのように、ゆっくりと白い巨大な姿を現します。ウルトラQにはいくつかの怖いシーンがありますが、これも文句なしにそのひとつ。もっとも、巷ではそのような評価は全く聞きませんけどね(笑) 僕だけの感性なのかも^^
ペギラはもう1体完成品があるのですが、そちらはいずれチャンドラーに改造しようと考えています。怪獣無法地帯のチャンドラーが動きの感じられない造型なので、首を斜めに傾げたレッドキングにやられる直前のチャンドラー、みたいに♪
ペギラが来てくれれば涼しい夏になるのにねぇ(^^;)
田村奈巳
(桜井浩子隊員をディスってる訳じゃありません)