パットマンⅩの 遊星より愛をこめて

桑田のユニフォーム姿、良いね!

当然の結果

巨人は昨日も広島に大敗を喫し、これで対戦成績は1勝7敗になった。他の4チームにはそれなりの防御率を残している投手陣が、広島戦になると滅多打ちを食らうケースが目立つ。その理由は簡単である。広島が巨人を詳細に研究しているからだ。広島では試合中でも打撃コーチが相手投手の自軍の打者ごとの投球の傾向を分析し、それを正確に打者に伝えて攻略の糸口としている。打撃コーチが3人いる体制がその作戦を可能にしているようだ。逆に言うならば、巨人がいかに敵を研究せず、同じ打者に同じ攻めを繰り返して大量失点しているか。

中井を初めとする守りのミスも酷いが、中井の守備がお粗末なのを知っていて使っているのは監督なのだ。.220しか打てず、守りもプロのレベルにすら達していない下手糞な二塁手を使う意図は何なのか、さっぱり分からない。さらに言うならば、開幕前に当ブログで指摘したようにキャンプの時から実戦に則した守備練習をせず、形だけの練習に終始していたことがこの結果に繋がっているのは明らかだ。要は、守備練習に対する意識が低い監督の責任だ。外野手出身の監督は文字通り”外野から”しか野球を見て来ていない。内野手、特に捕手出身の監督とは大きく違うところである。だから形だけの練習で満足してしまう。

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昨日の試合後、村田ヘッドコーチが「負け方がけちょんけちょん。力がないと言えばそれまでだが、次に響くような負け方。腹立たしい試合だよ。情けない。巨人ファンの人に申し訳ない」とコメントしたそうだが、何を言っているのか。村田は事あるごとに選手を批判するが、自分の責任や役割については何も自覚していないようだ。ヘッドコーチの役割とは本来、敵を綿密に分析し、弱点を発見し、それを実際の試合で生かしチームの勝利に結び付けることだ。過去の牧野茂近藤昭仁伊原春樹などのヘッドコーチは皆それを実践している。それが全てとは言わないけれども、だからその期間の巨人は強かった。翻って、村田真一は相手の分析など一切せず口先で選手を叱責するだけだ。ヘッドコーチがこんな状態の現在の巨人を例えるなら、体格だけは立派だけれども何も考える能力がないボクシングの選手のようなものだ。そこそこ良い闘いはするかもしれないが、ガードが甘いから最後にはKOパンチを喰らう。

こんな記事が載ったことがある。原監督時代の末期、あまりにも打者が打てないため休日練習をすることになった。その時に当時打撃コーチだった村田がどんなアドバイスをしたか。「打てないなら、バットを短く持つとか、工夫することは色々あるやろ!」こんなことは素人でも言える。いや、素人以下である。相手投手の投球の傾向を事細かに調べ、極端な話「あの投手はこのカウントなら必ずこの球種を投げるから、それを確実に狙え」と打者にアドバイスできてこそ本当の意味の打撃コーチなのだ。正に今の広島がそれをやっている。

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この馬鹿面がいつまで…

こんな無能な男がヘッドコーチとして大きな顔をしている今の巨人が勝てる訳がない。しかも、その無能をヘッドコーチに据えたのは高橋監督なのだ。2015年の最終戦後、原監督が辞任し、村田も辞任する腹を固めていた。これは巨人にとって、長年居座り続けた無能なコーチが一人いなくなる絶好のチャンスだった。それを、新たに監督に就任することが決まった高橋が慰留したのだ。しかもヘッドコーチという役職を用意して。監督の資質のひとつに、”ポジションに応じた優秀なコーチを選ぶ目”という項目があるとすれば、高橋には監督の資質がない。古い話になるが、監督就任が決まったばかりの川上さんが、巨人の戦い方についての問題点を鋭く指摘する新聞記事を書いていた中日OBの牧野茂さんをヘッドコーチとして迎える決断をした。当時、他球団出身のコーチなど巨人には考えられないことであった。川上さんのこの慧眼がなければ、その後の9連覇などあり得なかっただろう。

小林が捕手として十分でないと批判されることが度々あるが、打率は低くても捕手としての能力は一流である。リード面で優れていることは、小林がマスクを被った試合と他の捕手がマスクを被った試合との防御率を比較すれば一目瞭然だ。中でも実松がマスクを被った時の防御率は最悪だ。去年、菅野が序盤に大量失点したことがあるが、その時の捕手は実松である。小林が、、、と批判の急先鋒に立つのは、チームが勝てないことを選手の責任にしたがるコーチ、特に村田ヘッドなのだ。村田こそ、今の巨人の獅子身中の虫なのである。

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村田、そして彼をヘッドコーチにした高橋、この二人をすぐにでも巨人から駆逐するべきだ。そうでないと今シーズンはもちろん、来シーズンも勝てる見込みは全くない。後任監督には齋藤雅樹が相応しいだろう。広島の主力選手の一人が巨人についてこう言っているそうだ。「やっぱり打線が弱い。怖いのは中軸だけで、全体のつながりも粘りもなくて試合終盤に怖さがない。何年か前までの巨人戦は、ホントに勝てるのかと最後までヒヤヒヤしながらやっていた。それが今はない。重圧がなくて、ノビノビ思い切って打てる効果はあると思う」高橋と村田は、巨人をこんなチームにした責任を取らなければならない。


※今回はフィギュアの記事を書く気持ちの余裕がありませんので、写真だけ1枚^^;

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刺々しい心が癒されますな~♪