パットマンⅩの 遊星より愛をこめて

桑田のユニフォーム姿、良いね!

著名原型士の作品は無条件にOK?

こんばんは♪
今日は日頃から感じている不条理について書いてみます(笑)
下の写真は海洋堂から発売された 1/5スケール コールドキャスト製塗装済み完成品 ウルトラマンCタイプ

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35㎝くらいある大型のCタイプです。僕も一時所有してましたが、満足できなくてヤフオクに出してしまいました。
まず造型がおかしい。Cタイプにしては上半身が貧弱だし、その上両方の腕が不自然に硬直している。両肩にも妙に力が入り過ぎているように見える。劇中のワンシーンを抜き取ったのか? でもCタイプのこんな場面は記憶にない。

次の写真はエクスプラスのソフビ製ギガンティックシリーズCタイプ(おそらく原型)ですが、こちらの方が胸の厚みも感じられ腕も適度に曲がっており、上のCタイプより数段自然体かつ本物に近いウルトラマンに見えます。この原型を作られたセキケンジさんという方は、失礼ながら存じ上げませんでした。

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海洋堂の1/5のは「リアル志向ウルトラマンの決定版」「史上最高の完成度」などと評価されています。でも僕にはどこが良いのかわからない…。ガレージキットファンなら誰でも知っている原型士(敢えてお名前は出しません)の作品だから盲目的に褒めているだけじゃないのか?

次の写真は…

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ジーマから発売された100㎝の究極造形シリーズ ウルトラマンCタイプ。原型を担当したのは、やはりファンなら誰でも知っている著名な人。

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これも両の腕が不自然に突っ張っており、胸は平板だし腹から腰にかけてのラインが単調、足も明らかに太く棒のようだ。おまけに腹にパーティーラインのようなものが横に走っている。非常に不格好なウルトラマンである。ジーマは究極造形シリーズ ウルトラマンAタイプ、同ウルトラセブンまでは納得の製品をリリースしてくれたけど、帰りマン、そしてこのCタイプと、明らかにレベルが落ちている。まあ、あくまで僕の見方ですけどね。

このCタイプがHPで発表された時にジーマの営業担当者と電話で喋ったことがあります。僕は上に書いたような不満点をぶつけましたけど、担当者は品田さんの造型であることを盾に僕の意見には決して同意しなかった。腹のパーティーラインに至っては、「元にしたスチールに同じラインがある」の一点張り。そうかもしれないが、フィギュアをより本物らしく見せるためにはアレンジも必要だろう。名声や肩書に拘泥する人は本当のところが見え難くなるのだ。それか、敢えて目をつぶるのだ。それは一般の世の中でもフィギュア業界でも全く変わらない。

もちろん木下さんも(結局名前出してるし^^;)品田さんも優れた作品を沢山残しています。僕のコレクションにも欠かせない。だから全否定するつもりなんて全くありません。でも、悪いものは悪いと言える自分なりの判断基準は持ちたいものです。僕ごときがこんなことを言うのはとても生意気ですけど、周りに流されて同調するだけだったらサルでもできる。自分なりの気概を持って批判するべきところは批判する。これがサルから進化した人間たる所以ではありませんか。業界人なら様々なしがらみもあって言えないことでも、一般人なら遠慮なく言えるでしょう。他人が良いと評価するから尻馬に乗って同じ評価を下すのは、「私は主体性が欠如しています」と公言しているようなもので恥ずかしい。(上のふたつのウルトラマンをお持ちの方を腐すつもりは毛頭ありませんので、誤解のないようにお願いします;`・Д・´きり!)


現在予約中の特撮アイテムは三つ
①ガラモン逆襲版塗装済み完成品

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2月発売予定だったのが4月に延期になりました。ちょっぴり残念です^^;

東宝怪獣コレクション 第32弾 シン・ゴジラ第4形態

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地球防衛軍秘密基地本部の製品です。こちらのメーカーの商品は買ったことがないんですが、LED発光ギミックなどが搭載されており、造型的にも好み♪ 大きさは28㎝とか。エクスプラスのより遥かに良さそう♪ 4月発売予定。

キングギドラ(2001年版)

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エクスプラスから発売。全高30㎝。キングギドラには今まで手を出さなかったので、一つは欲しかったんです。さりとてガレージキットは高価で買えないし、それなりに大きいエクスプラスので妥協しようかなと(笑) これも4月発売予定。


ギガスは次回にアップしますね^^