パットマンⅩの 遊星より愛をこめて

桑田のユニフォーム姿、良いね!

今年は巨人がぶっちぎりで優勝する(^^)

いよいよプロ野球が開幕します^^ 
独断と偏見に満ち満ちた私の今シーズンの予想は・・・

阪神の前評判が高いですねえ。評論家なんてものは見せ掛けのムードの良さにすぐ騙されます。だから去年も広島を推した訳で。その阪神は金本が監督になって「明るく厳しく」という使い古されたキャッチフレーズの下、選手を必要以上に弄ることによって自分の監督としての優越感を満足させています。要するに、金本には私心が見え見えなんです。どういうことかと言いますと・・・。

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監督になって早々の秋季練習中、ブルペンで投球練習をしている若手投手の「球筋を見たい」という名目で、いきなり自らバットを構えて打席に立ったことがあります。その若手投手は「監督が打席に立たれるなんて、緊張しました・・・」と後で語っていたそうです。また守備練習の最中にも、これまた突然自ら一塁の守備に入り、監督に向かって送球しなければならなくなった若手内野手をビビらせたそうです。

練習に緊張感を持たせるためにやったこと、と言えば聞こえは良いものの、つまりは、監督という偉い立場の自分にビビる若手を見て「オレも偉くなったなあ♪」と実感したかったんです。マスコミだって「おお、監督が自ら・・・」と騒いで記事にもしてくれるでしょう。かつては大打者と呼ばれた新監督がバットを持って打席に立つだけで恰好の新聞ネタになることも、ちゃんと心得ています。秋季練習で若手を無駄に緊張させたところで、彼らにとっては何のプラスにもなりません。選手のためではなく、自分のための行動なんです。監督として目立ちたいだけなんです。

紅白戦で勝った方のチームは練習免除、なんてこともやってましたね。このやり方、確かに表面的には盛り上がるでしょう。和気あいあいとした、笑いが絶えない紅白戦になりそう。でも、上手くなるために練習するのに、その練習を免除してどうするんですかね? まるで練習は罰ゲームみたいな扱いじゃないですか。こんなことでチームが強くなるとは思えません。金本のやっていることは、新米の中学の教師が何とかして生徒にウケようと、人気取りのためのパフォーマンスをしているようなもの。実力の世界、所詮、その”良い雰囲気”は一時的で長続きはしません。

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そもそもプロスポーツの世界で、「明るくやろう!」などとアマチュア染みたことを言う指導者がいるスポーツはプロ野球の他にないでしょう。人にはそれぞれ個性があります。明るい人もいれば、そうでない人もいる。金本はベテランの鳥谷に対して「ファイトを前面に出せ! 変われ!」と要求したそうですが、高校生ならともかく、三十も半ばを過ぎた大人に対して言うことじゃありません。鳥谷も表向きはそれを受け入れて”変わろう”としているみたいですけど、心理面での無理はいつかは綻びを来します。監督に気に入られるために無理に明るく振る舞わなければならないとしたら、鳥谷にとってはとんだ災難です。自然体が一番だからです。一事が万事。今年の阪神は選手の肩の力の入り過ぎが祟って、シーズン中盤から終盤にかけて大失速するでしょう。結果として4位が関の山。下手をすれば最下位もある。

高橋新監督となった巨人は、原監督という”重石”がなくなって風通しが良くなりました。去年までは選手が必要以上に原監督の顔色を窺いながらプレーをしていた気がします。ひたすら監督の意向に沿うようにと。その筆頭が村田修一かな? 阿部も長野も大田泰示もそう。原監督は名将でしたけど、顔芸といい普段の発言といい、監督としては目立ち過ぎる嫌いがありました。プレーをする上での手かせ足かせも多かったんじゃないかな。見逃しの三振は監督が嫌いだからやっちゃいけない、とか。またチームを優先するあまり、個の力を伸ばすことが軽視されていたような・・・。その意味で今年は、多くの選手が伸び伸びとプレーできるでしょう。それに、高橋はチームを強くするためには何をすれば良いかが、きっと分かっています。

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名前は忘れましたけど、ある若手投手がブルペンで投げ始めたところ、高橋監督は傍に寄らずに遠くから観察していたそうですね。「オレが見てたら妙に力が入るだろうから」と、高橋は後で語っていました。金本とは対照的です。自身の優越感を満たすことなど微塵も考えない監督の正しい姿が、そこにはあります。高橋監督は藤田監督以来、久々に巨人に誕生した”実務型”の監督だと思いますね。決して我を押し付けず、目立とうともせず、冷静に選手やチーム全体の状況を観察し判断できる。藤田監督にはどうしても”繋ぎ”のイメージが付きまといましたが、高橋監督にはそれはありません。巨人の今後は明るいかも~♪

シーズン序盤は躓くこともあるでしょうけれども、終わってみれば7~8ゲーム以上の差をつけて優勝していると思います^^ ん? 確実に計算できるピッチャーは菅野くらいだし、マイコラスは夏場には何とかって感じだし、本当に大丈夫なのか?? 大丈夫、”家貧しくして孝子顕る”のことわざ通り、田口なり桜井なりポレダなり、誰か頑張りますよ。ポジティブ、ポジティブ~♪ 

僕は戦力分析なんて、あまり意味がないと思っています。野球は人間がやるもの。戦力を生かすも殺すも気の持ち方次第。よく「あの戦力なら誰が監督でも優勝できる」なんて本末転倒なことを言う人がいますけど、その「戦力」を、そこまで上手く引き出したのは監督の手腕によるものであるケースが多いんです。コーチの使い方や選手の心理面のケアなども含めてね。代表的な例としては平成の大エース斎藤雅樹。彼は藤田監督の心身両面に渡る指導がなければ絶対に誕生しませんでしたから。

あとの4チームはね、よく分かりません(笑) ただ言えることは、ミスした選手を怒鳴ったり無暗に弄ったりする監督が率いるチームは下位に沈むだろうなあ、ということ。だから中日と広島はBクラス、ヤクルトとDeNAはAクラスと予想しておきましょう^^ ”威圧型”の監督は選手を委縮させるだけです。

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パ・リーグは、、、なるようになるでしょうwww 今回はセ・リーグだけ。どうせいい加減な予想だし。ただ、この巨人と阪神についての予想は当たりますヨ^^ もし外れたら? その時はその時。予想なんて外れてナンボです(^∇^;)