パットマンⅩの 遊星より愛をこめて

桑田のユニフォーム姿、良いね!

原巨人の奇妙な符合

この数字、何だと思いますか?

4              
1(0)       
1(3-4) 
1(4ー2) 
3     
――――
3
1(4ー2)
1(3ー4)
1(0)
4

原監督が2度目に巨人の監督に就任して以降のチーム成績です。
もし今年リーグ4位になれば、2006年から2010年の成績を2011年から逆に辿っていることになります。

2006 4位
2007 1位(CS全敗で敗退)
2008 1位(日本シリーズ敗退 3勝4敗)
2009 1位(日本シリーズ優勝 4勝2敗)
2010 3位
2011 3位
2012 1位(日本シリーズ優勝 4勝2敗)
2013 1位(日本シリーズ敗退 3勝4敗)
2014 1位(CS全敗で敗退)
2015 4位

CS、日本シリーズでの勝敗まで、見事に対称を成しています。
もちろん単なる偶然ですけどね。
でも現状は、今年4位に終わる可能性も大いにあり、このまま逆相似形で原巨人が終焉を迎える恐れが。

昨日の阪神戦、マシソンが打たれてサヨナラ負け。これでマシソンは8敗目。
山口とマシソン合せて14敗。これではね。

原監督は、特定の選手に必要以上に固執する傾向があります。
ちょっと古い話になりますが、2008年の西武との日本シリーズ
越智に拘り続けた結果逆転を許し、日本一を逃しました。

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あのシリーズ終盤の越智は、素人目に見てもヨレヨレ。
実績のある選手は、その時の調子が良くなくても信頼して使う、という方針。
”今年のうちは、これで勝って来たんだから”

分からなくもないですよ。首脳陣も選手も、あるいはファンも、それが一番納得がいくかもしれません。でも裏目に出たら叩かれるのが常。2008年は阿部を怪我で欠いていた不運があったとはいえ、本当なら勝てていたシリーズだけに残念で堪りません。

今年7敗もしているマシソンを昨日の場面で起用することに、巨人ファンは釈然としない思いが強いかも。マシソンの登板が告げられた時、甲子園の阪神ファンは大いに盛り上がったとか。そして、その期待通りの結末に(^_^;)

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この終盤に来て序盤、中盤と同じ負け方を繰り返すのは、いかにも策がないとしか思えません。「選手を信頼してるから」というのは、監督としての思考停止ではないですかね。山口・マシソンの調子が今ひとつなのは去年から分かっていたのですから。

では他に適当なピッチャーはいたのか? というと、答えは”No”。戸根も宮國も、それだけの信頼度はありませんから。首脳陣の無策プラス選手の力不足。それがV逸の理由ですかね。

それにしても、昨日の一塁手阿部のバント処理。三塁は余裕でアウトでした。キャッチャーも三塁を指示してるのに、それを無視。

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記録上はミスにならないミスが多過ぎる今年の巨人でした。