パットマンⅩの 遊星より愛をこめて

桑田のユニフォーム姿、良いね!

ニャンコの寄生虫退治

Xがまだ学生時代の話です。

姉が動物病院からニャンコを連れて帰って来ました。
虫下しの薬を貰って来たといいます。
初めはエサに薬を粉にして混ぜて食べさせようとしたのですが、匂いに敏感なので食べてくれません。
それでは仕方がないというので、無理やり飲ませることにしました。

姉が膝の上でニャンコを腹ばいにして強く抱き、頭を上にします。
Xがニャンコの口を強引にこじ開け、薬を口の中に落とし込もうとします。
ところが敵もさるもの、中々口を開けません。
そんな格闘が1分ほど続いたでしょうか、ついに敵も力尽きたか、口を半ば開けました。
そこですかさず薬を口の中にポイと。

そこで素直に飲み込めばいいんですが、そんな従順な訳はありません。
今度は口を無理やり閉じ、薬を飲み込むまでぎゅーっと固定。
知らない人が見たら虐待しているようです。
しばらく舌を動かしながら喉をゴクゴク鳴らしてましたが、ようやく飲み込みました。やれやれ。
念の為に口の中を確かめても薬は残っていません。

それから数日経った夜でしたか。
ニャンコが寝ているときにふとお尻の穴を見ると、何だか糸のようなものがクネクネ出てくるじゃ
ありませんか。

どうやら生き物のようです。
ある一定の長さになると切れてお尻から落ちます。すると今度は急速に縮んで米粒のようになります。
その時点ではもう動かないので死んでしまったのでしょう。

それが何度も繰り返されるのです。
だからニャンコのお尻の下は米粒だらけです。

「ふーん、医者の薬とは大したもんだ」と思ったものです。
寝ているネコのお尻の穴をじっと興味深げに見つめる男。
客観的に考えたら変態ですねー^^

ニャンコはそれから益々元気になりました。目出度し目出度し♪