好きな実況・嫌いな実況
長い間個性的な実況を聴いていると、自然と好みがはっきりしてくるものでして…。
最近のお気に入りは、工藤三郎アナ。
親しみ易く落ち着いた語り口の中にも、盛り上げるところは盛り上げようという的確な意図が感じられて、耳に心地良い実況のお手本のような存在。文句なしに№1です^^
次に、森中直樹アナ。
(深津瑠美ちゃん、結婚おめでとう~♪)
この人はワールドスポーツMLBのキャスターも務めています。工藤アナと同様に大人の雰囲気と柔らかい物腰で、視聴していて全く邪魔になりません。他には福澤浩行、秋山浩志の両アナも良いですね。この4人に共通しているのは、いずれも六十歳前後のオッサンであること(笑)
逆に、番組予定表にこの人の名前を見ると思わず観たくなくなるのが、上野速人・田中崇裕アナのワースト2。
上野速人
上野アナは、とにかく声が甲高い。それも癇に障る甲高さなんです。5分おきにヘリウムガスでも吸ってるんじゃないでしょうか。その上、大したことない場面でも大袈裟に絶叫するので、耳障りなことこの上ありません。最近、イチローがピート・ローズの安打記録を抜いた試合の実況をしていたので、お聴きになった方もおられるかも。
田中は(はい、呼び捨てですw)まず発音の仕方がキザったらしくて生理的に受け付けません。そして「そうですね~。そうですね~。」と分かりもしないのに解説者の言うことにもっともらしく頷き、言葉の選択も賢ぶっているようで大嫌い。運悪くこの人に当たった時は、副音声に切り替えて現地の実況に耳を傾けます(選手の名前しか聞き取れませんけど^^;)。顔写真なんか載せてやるもんか!(爆) 何年か前、ワールドシリーズの実況が全部この人で、ほとほとウンザリしたものでした。この2人の年齢は四十代。NHKに限った話ではありませんが、落ち着きがなく技術的にも未熟な若手(じゃないけど)アナの実況は疲れます。
もちろんNHK BS以外にも、古くは深澤弘(ニッポン放送)、渡辺謙太郎(TBS)、小川光明(日本テレビ)、吉田慎一郎(日本テレビ)などの名実況を聴いてきました。天賦の才としての声質の良さと、出しゃばらない実況というスタンスは、名実況と評されるには必須なのではないかと思います。
小川光明(おがわこうみょう)
吉田慎一郎
小川光明さんの声は王の756号本塁打達成時の映像で聴くことができるので、多くの人が記憶されていることでしょう。現在でもBSのボウリング番組の実況をされていますね。ちょっと前に偶然その番組を観て変わらぬ歯切れの良いアナウンスを耳にし、往時の巨人戦中継を思い出してとても懐かしく感じました^^