パットマンⅩの 遊星より愛をこめて

桑田のユニフォーム姿、良いね!

NHKスペシャル「10党生討論」

NHKスペシャル「緊急生討論 10党に問う どうする安保法案採決」を観ました。出席者は自民党 高村副総裁、公明党 北側副代表、民主党 岡田代表、維新の党 松野代表、共産党 志位委員長、以下略(笑)。
反対する立場の野党の方々が言っている内容は、相変わらずの難癖レベルでしかなく、失笑すること度々。志位委員長が「自衛隊が勝手に集団的自衛権の行使実現をアメリカに約束した。これは自衛隊の暴走であり許せない!」と。何かと思ったら、どうやら昨年末に自衛隊のある幹部(国と国同士の約束をする権限のない人)が、アメリカの政府側の誰か(国と国同士の約束をする権限のない人)にそういった趣旨の発言をしたらしい。それが「約束」に当たるから、戦前の軍部が暴走したように、今の自衛隊も暴走しているのだと言いたかったよう。

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馬鹿の見本

これがどれだけ馬鹿げた言い草であるか、高村副総裁は勿論分かっているので、「それのどこが約束なんですか?」と半ば呆れた口調で聞き返していた。ある団体とある団体とが折衝し、ある程度の権限を持つお互いの担当者がその会話の中で、自分の権限を越えた事柄にまで言及するのはよくあることで、一種の阿吽の呼吸だろう。お互いの信頼関係を維持するために、将来のこうなるであろう(なるべき)事実について「是非そうしたいですね」「そうなるように努力します」と会話のキャッチボールをする。言うまでもなく、正式に決定するのは別の機関である。こんなことで「約束」が成り立ってしまったら、組織は根底から崩壊する。社会人として組織と交渉した経験が少しでもあり、まともな思考が出来る人ならば誰でも分かる。志位委員長は、社会人としての経験がないか、まともな思考が出来ないか、どちらか、あるいは両方なのだろう。気の毒な人だ。発言の度に「戦争法案」と叫ぶのもこの人の特徴。事実と異なることをどうにかして恣意的に(志位的?www)国民の脳裏に焼き付けたいという意図が明らかで、願わくば、こんな確信的詐欺師は即座に公職から追放し、二度とお天道様を拝むことができないように幽閉して頂きたい。

生活の党と山本太郎となかまたち」の山本さんも笑わせてくれた。「集団的自衛権を必要としているのはアメリカと経団連だ」と、まるで大スクープででもあるかのように言い放ち、ドヤ顔。だから何なんですかね? そりゃあ、アメリカも同盟国である日本が少しでも軍事的な負担を肩代わりしてくれれば助かるでしょう。自民党の支持母体である経団連集団的自衛権に賛成するのも、むしろ当たり前。ただ事実を言ってるだけ。何の議論にもなりません。この人は、喋り方がまず気持ちが悪い。言う内容も寒い。こいつを国会に送り込んだ輩の大多数が(全員かな?)安保法案に反対している。反対派のお里が知れますね。

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馬鹿の見本その2

野党がよく言うセリフ。「国民の多くが反対しているではないか」。じゃあ、国民の多くが賛成してれば良いんですか? それは大衆迎合主義というのではありませんか? 60年安保も国民の多くが反対していましたが、今では誰もが認める日本外交の基軸となっています。

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この番組では高村副総裁の安定ぶりが際立っていました。思慮深さ、説得力のある話し方、真摯な態度。どれを取っても、岡田、志位、山本とは比ぶべくもない。自民党支持者の一人として誇りに思いましたね。人の品性は顔に出ます。反対のための反対しか能のない馬鹿と、真に国のためを思う高村さんとの間に天と地ほどのオーラの差があるのは当然です。

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高村副総裁

日本は、将来的にはNATOに加盟すべきです。いえ、日本が加盟するとしたら、その時には発展的に解消された別組織になってるかな? そして、何ら制約を受けない集団的自衛権を行使する国になるべき。それが中国や北朝鮮に対する一番の抑止力となるでしょう。現在の限定された集団的自衛権についての議論は、その一里塚でしかありません。