パットマンⅩの 遊星より愛をこめて

桑田のユニフォーム姿、良いね!

エキストラ・イニングス 僕の野球論

今月末にはプロ野球が開幕しますね。
このところ、何故だかジャイアンツ熱が高まっておりまして(。 ・ω・))
6歳の時にはすでに熱狂的なジャイアンツファンだった私・・・
途中、熱が冷めた時期もありましたが、心の片隅では常にジャイアンツの行く末を案じておりました。

熱が冷めた時期の筆頭は、第一次長嶋監督時代。

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このユニホームを見ると、暗黒の時代がまざまざと蘇ります(´-ω-`)
1975年から80年までの6年間で、リーグ優勝2回、日本一0回、最下位1回。
川上V9の余韻が色濃かっただけに、喪失感もまた大きかった・・・

まあ、長くなるので多くは突っ込みませんが(笑)
ただ、川上監督の推し進めた「緻密な」と言われる野球が大好きだったものですから、それとは正反対の「長嶋野球」には心底ガッカリしましたね。
勝てれば良いですよ。
勝てないんですから非難されて然るべき。
戦力が足りない時にこそ細かなチームプレーを実践しなければいけないのに、当時の長嶋監督にはその意志も能力もありませんでした|ω-`*)

それは置いといて。
そうです、ここ数ヶ月、ジャイアンツ熱が高まっているのです。
その理由の一つが、今年から採用されたユニホーム(単純だなあ)。

去年までの、三本線が途中で斜めにぶった切られた感のあるパンツの妙なデザインを改め、正統的な一本線が復活。

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さらに、ビジター用の胸に「TOKYO」の文字が復活。
ホーム・ビジター共に伝統的な花文字で統一されました。
こんな些細なことが嬉しくて堪りませんo(。´・∀・`。)o♪

ついでに言うと、歴代のジャイアンツのユニホームで一番好きだったのは、第二次長嶋監督時代のもの。

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それまでのホーム用の地の黄色がかった色調が改められ純白に。
ビジター用は戦闘的なグレー地。
胸の文字はもちろん両方とも花文字。
この時代の長嶋監督の一番の功績だったのではないでしょうか(笑)

ジャイアンツ熱の高まりと共に野球関連の雑誌や本などの読書欲も強くなり、週刊ベースボールを定期購読。
松井秀樹が本を出したので、彼の人となりや考え方が知りたくて早速購入。

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それが「エキストラ・イニングス 僕の野球論」です。
ジャイアンツの有力な次期監督候補とも言われていますから、熱が高まっている私としては是非読まなければなりません♪

文章を見ると、その人の大体の社会人としての常識度・大人度などが分かるものなんですよ。
ちなみに、川上哲治氏の文章は一野球人として以上に、より広い教養を身に付けた一流社会人を彷彿とさせるものでありました。

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対照的に、王貞治さんが現役時代に出した本の文章は、良く言えば平易、悪く言えば稚拙で、熱心な王ファンだった自分としてはちょっとガッカリしたものです。
長嶋サンは本出してたかな~??

まだ3分の1しか読んでいませんが、ゴジラの文章はしっかりしてますよ(`・∀・´)
ジャイアンツの将来は明るい??

その他に注文した本は・・・
川上哲治著「V9の闘魂―巨人軍の鬼といわれて 」
森祇晶「覇道―心に刃をのせて 」
松下茂典「不敗の監督学(インサイドワーク)西武ライオンズ森祇晶 常勝の秘密」

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松下茂典著「ドンを越えた男 巨人軍監督 藤田元司・しんぼうに辛抱のリーダーシップ」

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森祇晶氏の解説者時代の語り口は非常にソフトで、しかも理論的でした。
西武ライオンズの監督として、9年間で8度のリーグ優勝、6度の日本一。
川上哲治氏と並ぶ、日本プロ野球史上最高の監督と言って良いでしょう。
是非ジャイアンツでも指揮を執って欲しかった!!

巨人が第二次長嶋監督の時代に、後継監督として森氏に白羽の矢を立てた際、それを頑なに阻止したのは、誰あろう長嶋監督その人でした。
つくづく残念でなりません。
何せ読売新聞の一面に「巨人森監督」と大きく掲載されましたからねえ。
ああ、残念!(くどいけど)

藤田元司氏は、私が最も敬愛するプロ野球人。
2006年、訃報に接した時には涙がボロボロこぼれました。
ジャイアンツにとって、決して忘れてはならない恩人です。


今年のジャイアンツの闘いは如何に?
キャッチャー阿部がいないのは心許ない。
4番候補が大田じゃなあ・・・
やり繰り上手の原監督に期待するしかないかな??

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原監督のやり残したこと。
日本一の連覇。
と言うことは、あと最低2年はやってもらわないと o(≧▽≦)o