パットマンⅩの 遊星より愛をこめて

桑田のユニフォーム姿、良いね!

「円盤が来た」サイケ宇宙人:ペロリンガ星人

とっても好きなエピソードです。
星の世界に憧れる青年・フクシン君。

ある夜、普段のように望遠鏡で夜空を見ていると、大円盤群が。
慌ててウルトラ警備隊に通報しますが、誤報だと無視されます。
別の夜、またまた円盤群発見。
今度は写真を撮って警備隊に送るも、またも誤報だと無視。
マチュア天文家からは何件も通報があったのですが、専門家は何ら異常を認めなかったのです。

河原で知り合った少年の家は望遠鏡屋さん。
「こんなのが欲しいなあ」と何気なく覗いてみると、やはり円盤群。
驚くフクシン君。

少年は光の中へ消え、代わりにペロリンガ星人登場。
ペロリンガ星人はフクシン君の肩を抱き、黒電話を差し出します。

「今宇宙人と話をしていると警備隊に電話してご覧。」
「宇宙人だよー、宇宙人だよー、宇宙人だよー。」
と、何度叫んでも警備隊の担当者は「はいはい、ご苦労様」とにべもない。

「人間なんてそんなものさ。オオカミが来たー!と何度も叫んでるうちに誰からも相手にされなくなる
地球の童話を我々も知ってるよ。」
と早口かつ高音で喋るペロリンガ。
実はこの声は浦野光さんの早回しの声だったそうです。
「君を星の世界に連れて行ってあげるよ。君の周りにも突然姿を消した人がいるだろう?あれは実は我々の
仕業なんだ。」

結局アンヌによって写真のトリックが見破られ、円盤群は撃退、ペロちゃんもセブンにやられてしまいます。
このペロリンガ星人とセブンとの戦闘シーンが好きですねえ♪

格闘らしきものは一切なく、火花が飛び散ったり、「キャハハハ」とペロリンガが奇声を上げて飛び回ったり。
ウルトラシリーズでも稀に見る美しいシーンでした。
さすがは実相寺監督。やりますね~。

事件解決後、英雄視されるフクシン君。
でもちっとも嬉しそうじゃありません。
今日も工場にお勤めに出かけます。
本当は星の世界に行きたかったんでしょうね。




写真はマーミットのペロリンガ星人 ソフビ・30㎝です。

成形色が何ともチープな印象を与えてしまいますが、雰囲気は掴んでいると思います。
これも将来的にはリペイントの対象ですね。

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

イメージ 8

イメージ 9