母は強し
今回もネコのお話ですが、今までのようにほのぼのとしたお話ではありません。
Xが悪ガキだった頃の事件です(^^;
Xが悪ガキだった頃の事件です(^^;
小学校3年生のときでした。
ふと、庭の方で子ネコの鳴く声が聞こえます。
ふと、庭の方で子ネコの鳴く声が聞こえます。
「おや?」と思ってそっちの方向を見ると、どうも物置の横の草むらで鳴いてるらしい。
しかも複数の声が聞こえます。
しかも複数の声が聞こえます。
「ほうほう、子ネコが生まれたのか~。」とX。
しかし悪ガキだったXは、子ネコに対する愛情などほとんど感じてなかったのでした(^^;
しかし悪ガキだったXは、子ネコに対する愛情などほとんど感じてなかったのでした(^^;
「ちょっと悪戯してやれ。」
そう思って、思わず近くにあった単三電池を手にとって、縁側から草むらに向かって投げました。
とりあえず、何の反応もありません。
そう思って、思わず近くにあった単三電池を手にとって、縁側から草むらに向かって投げました。
とりあえず、何の反応もありません。
「ちぇ!もう1回。」
やはり電池を草むらに。
やはり電池を草むらに。
「ヒエー!」
びっくりしたXは2、3歩後ずさりし、情けない顔をして親ネコをなだめにかかりました。
「分かった分かった。もうしないよー。」
びっくりしたXは2、3歩後ずさりし、情けない顔をして親ネコをなだめにかかりました。
「分かった分かった。もうしないよー。」
親ネコはしばらく唸っていましたが、やがて草むらへと帰って行きました。
Xの心臓はまだドキドキしています。
「子育て中の母親は強いなあ。」と、子供心に強烈に感じた出来事でした。
Xの心臓はまだドキドキしています。
「子育て中の母親は強いなあ。」と、子供心に強烈に感じた出来事でした。
おしまい^^