パットマンⅩの 遊星より愛をこめて

桑田のユニフォーム姿、良いね!

ノラちゃんのお産

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さて、ニャンコ、おチビちゃん、ノラちゃんとの賑やかな生活が始まりました。


無事学生になれたXが春を満喫していた4月、家に帰ると姉から「ノラちゃんが子供を生んだ。」と
聞かされました♪

その前から兆候はあったんです。
やたら食欲が旺盛になっていたし、お腹がやや膨らんで硬くなっていましたから。

母がやたらに感心しています。
「ネコって頭がいいね。」と。

理由を聞いてみると、昼間、ノラちゃんが外から帰って来て「ニャー!」と母に向かって訴えるように
大きく1回鳴いたそうです。
そしてどこからか子ネコを1匹ずつくわえて来て、普段ねぐらにしている2階の段ボールに運んだそうです。
「きっと子供が生まれたことを教えたんだよ」と母は感心することしきり。

Xは早速段ボールを覗きに行きました。
出産直後の母ネコは神経過敏になっているという話を耳にしたことがあったので、なるべく静かに。

もう夜だったので姿ははっきり見えなかったのですが「ミュー、ミュー」と可愛い声が聞こえます。
(段ボールは窓の外にあったんです。)
子ネコの姿を見るのは明日にして、その日は声を聞くだけにとどめました。

翌朝、待ちかねて段ボールを覗いてみると、まだ目も開かない手の平サイズのちっちゃな五つ子です。
黒のトラ、茶のトラ、白と茶のブチ、白と黒のブチ、紫がかった毛の三毛。

手探りでノラちゃんのおっぱいを飲んでいます。
その可愛いこと!

思わず手に取りたくなって、タイミングを見計らって1匹ずつ部屋の床に置いて眺めてみました。
ノラちゃんは嫌がる様子もなく、Xに任せています。

子ネコたちはやはり「ミューミュー」鳴きながら、頼りない足取りで床を這っています。
ニャンコは「ンニャニャニャ、フガー」と変な声を出して、珍しげに匂いを嗅いだりしています。

お行儀よく座って大人しく見ていますから、多分赤ちゃんネコだということは分かっているのでしょう。
または「変なやつらだニャー」とでも思っているのでしょうか。
ノラちゃんがそのうち少し気になる様子を見せ始めたので、すぐ段ボールに戻しました。

ここでXが疑問に思ったのは、母ネコは子供の数を把握しているんだろうかということでした。
4匹しか戻さなかったらどうするだろう?
でも、そんな悪戯はしませんでしたよ^^

ちゃんと1匹ずつ5匹運んで来たんですから、把握してる筈ですよね。

それがちょっと不思議な気がしました。

「目が開くのはいつ頃だろう?」
次にそれが気になって来ました。

続きはまた後日(^^